土用の丑の日は、年に数回しかない特別な日。
家族で鰻を食べていると、ふと子供には
いつから食べさせていいの?
と疑問に思ったことがありませんか?
そこでこの記事では
- 子供は鰻をいつから食べられる?
- 世間の親たちの判断は?
- 鰻を食べさせるときの注意点
こんな私のように赤ちゃんや幼児がいる親が知りたいと思う正確な情報をご紹介します。
うなぎを子供(幼児)に与えても良い適正年齢がこれでハッキリしますよ!
うなぎは子供はいつから食べられる?
鰻は子供(赤ちゃん・幼児)が何歳になったら食べて平気かというと、「何歳までは絶対ダメ」という明確な基準はありません。
それというのも何冊かの育児書をめくってみると、
- 離乳食を卒業したらOK
- 1歳を過ぎるまではダメ
といった風に本によって基準がバラバラなんですね。
ということは、ある年齢までは「絶対ダメだ」という明確な線引きはできないということです。
美味しくて夏バテ防止になるほど栄養が豊富なので、どことなく「大人向け」の食べ物だというイメージがありましたが誤解なんですね。
【管理人の意見】最低でも3歳を過ぎてから
うなぎは栄養豊富とはいえ、色々とリスクある食べ物なのは事実。
無理して早く食べさせる必要はないと私は思います。
個人的には最低でも3歳を過ぎてからで十分ではないかと思います。
安くない食材ですし、もっと味が分かる年齢(小学校1年生くらい)になってからでもいいかもしれませんね。
「うなぎを何歳から食べさせてる?」ネット上の声を拾ってみると意外にも・・・
では、世のお母さん方は子供には何歳からウナギを食べさせているのか、ネット上のいろんな場所から声を拾ってみました。
すると
- 1歳を過ぎたら食べさせている人
- 1歳半を過ぎたら食べさせている人
- 2歳になってから食べさせ始めた人
という風に、早い年齢から食べさせている人が多数いるということが分かりました。
早い人だと離乳食が終わって普通の食べ物が食べられるようになってまもなく食べさせているみたいですね。
うなぎのこまかい小骨と食物アレルギーにはご用心!
うなぎは食べ物としての栄養的な面では、まだ小さい赤ちゃんに食べさせても大きな問題は無いようです。
ただ、そのウナギの身は柔らかくて消化にはまったく問題はありませんが、注意しなくてはならないのが
- こまかい小骨
- 食物アレルギー
というこの2つですね。
【注意その1】こまかい小骨
スーパーで安いウナギの蒲焼き(輸入物)を買って食べると、噛んでいるうちにチクっと口の中に痛みが走ることがあります。
あれがウナギの小骨です。
大人でも気になるくらいですから、まだ口内のサイズが小さく敏感な赤ちゃんには小骨といえどバカにできません。
喉にささったりする危険性もあります。
【注意その2】食物アレルギー
もうひとつ赤ちゃんにとって心配なのが食物アレルギーですね。これは怖い。
食物アレルギーは卵・牛乳・小麦・魚類(魚卵)などによって引き起こされるアレルギー反応ですが、うなぎも含まれます。
ウナギを食べさせるにあたって、この小骨と食物アレルギーという2つの心配なリスクを最小限に抑えるには
- 細かく切り分けて小骨を取り除く
- アレルギーを起こさないか注意しながら少量ずつ食べさせる
という配慮が大事です。
魚類(寿司・刺し身などの生物)をいつから食べさせていいのかは別記事にてまとめていますのでご覧ください。
>>>赤ちゃん寿司はいつから?刺し身・生物を食べて良い年齢は?<<<
まとめ:安全を期すなら3歳を過ぎてから
うなぎには「赤ちゃんにとって注意すべきもの」が含まれていることがおわかり頂けたかと思います。
それに加えてウナギには脂肪分も豊富ですから、消化機能がまだまだ弱い赤ちゃんにとっては刺激が強い食べ物だと言えます。
1歳未満の子に食べさせて、下痢や嘔吐を繰り返した事例を耳にしたことがありますから。
ですから、あまり小さい時分から食べさせるのは避けて最低でも3歳を過ぎてからがベストだと私は判断しました。
以上、参考になれば幸いです。
うなぎの松竹梅の違い|うな重のランクで一番上はどれ?