栃木県で花火ができる場所をご紹介します。
昔はどこでも自由にやっていたものですが、最近では禁止の場所も増えてきていますよね?
少人数で静かに手持ち花火をしていただけなのに、警察がやってきて注意を受けたなんて話も珍しくありません……。
そこで、ここでは
- 栃木県内の各市町村の公園では花火はできるか?
- 栃木県で花火ができるキャンプ場
- 栃木県で花火が絶対に禁止されている場所
など、これから暑くなってきて外で花火をするときに知りたいことをまとめていきましょう。
宇都宮市で花火ができる場所
宇都宮の市営公園では、原則的に花火は使用できません。
ですから、やるとしたら鬼怒川か田川などの河川敷に候補になります。
鬼怒川の河川敷
鬼怒川は利根川の下流に当たります。
利根川では河川敷にある公園や広場を除いて、それ以外の敷地なら自由に使用できるルールになっています。
そのため宇都宮市を流れる河川敷でも、公園や広場を避ければ手持ち花火くらいなら行っても大丈夫でしょう。
口コミでは柳田大橋の周辺が花火をする人が多いとか……。
田川の河川敷
市内の中心部を流れる田川の河川敷でも花火ができます。
口コミサイトをのぞくと、地元の人のこんな声が見つかりました。
宇都宮駅の西口へ出てそのまま大通りを西に行くとすぐ田川にかかった大きな橋(宮の橋)があります。
橋の下に降りることができ、川の両岸は結構広い遊歩道になってますので
そこでOKです。駅から2-3分です。
■引用:Yahoo!知恵袋
さすがに宇都宮駅周辺は人家が近く、迷惑がかかる気がします。
もうすこし南に行けば近くに建物が少なく、川辺に下りられる箇所がいくつかありますので、そのあたりが適しているでしょう。
小山市で花火ができる場所
小山市の「都市公園条例」では、公園で無許可で花火をすることは禁じられています。
思川の河川敷
公園では禁止されていますので、やるとしたら思川の河川敷くらいでしょう。
ところどころ緑地や公園など管理された場所もありますから、そういうエリアは避けて行えば文句もいわれないはず。
栃木市で花火ができる場所
栃木市でも「都市公園条例」において、公園での無許可での花火は禁止とされています。
永野川の河川敷
基本的に公園では花火は無理なので、市内を流れる永野川の河川敷で、草木が生えていない平らなところを探してやるしかないでしょう。
足利市で花火ができる場所
足利市にある公園での花火の使用については、市が公開するウェブサイト等が見つかりません。
各公園の利用案内を書いた掲示板をご覧ください。
渡良瀬川の河川敷
足利市を東西に流れる渡良瀬川の河川敷なら手持ち花火くらいなら楽しめます。
一部、緑地として管理されている場所では禁止されていますのでご注意ください。
佐野市で花火ができる場所
佐野市では市内の公園・緑地では、花火のほか、たき火・バーベキューも含め、すべての火気の使用が禁止されています。
旗川・秋山川の河川敷
公園では禁止されているので、佐野市を南北に流れる旗川と秋山川の河川敷しかありません。
ただし、緑地や公園として整備されているエリアは軒並み禁止区域なので、それ以外のなにもない場所で行うようにしましょう。
那須塩原市で花火ができる場所
那須塩原市の「都市公園条例」によると、無許可で公園で花火をすることは禁止されています。
蛇尾川(さびがわ)の河川敷
那須塩原市を南北に流れる蛇尾川の河川敷。
@sbkr726
蛇尾川でやってもいいんだよ(  ̄▽ ̄)ただ時間帯とロケット花火とかうるさいのやり過ぎなきゃ大丈夫(* ̄∇ ̄)ノ— 小森 将吾 (@komo18sw) June 26, 2013
Twitterのつぶやきにあるように、深夜など迷惑なる時間帯を避けて、手持ち花火を静かにやるくらいなら平気でしょう。
鹿沼市で花火ができる場所
鹿沼市の「都市公園条例」では、公園での花火使用は無許可では行なえません。
黒川の河川敷
某SNSサイトは黒川の河川敷で花火をしたことがあるという体験談が寄せられていました。
しかし、公園内は基本的に禁止のため、黒川河川公園のなかも禁止エリアでしょう。
それ以外で燃え移りそうな木々がない場所で行うようにしたいところ。
日光市で花火ができる場所
日光市の「都市公園条例」においても公園内の無断での花火は禁止と明記されています。
大谷川の河川敷
公園が禁止されているので、やるとしたら大谷川の河川敷くらいしかありません。
川の両側に開けたスペースがあちこちにあるので、手持ち花火を静かにやるくらいなら警察に通報されることもないでしょう。
真岡市で花火ができる場所
真岡市の公園条例では、市長の許可無く公園で花火をすることは禁止されています。
鬼怒川の河川敷
真岡市の西側境界に沿って流れる鬼怒川の河川敷。
大きな川なのでそれだけスペースがあるため、花火をやるとしたここしかないでしょう。
大田原市で花火ができる場所
大田原市にある公園では火気(花火・バーベキュー)の使用は禁止されています。
那珂川・箒川・蛇尾川の河川敷
公園ではできませんが、大田原市には複数の河川があるので、その河川敷で行うといいでしょう。
まわりに民家がなく引火しそうな木々や草花がない場所で、騒がず常識的な時間内で手持ちを花火をするくらいならクレームもつかないはず。
栃木県の花火ができるキャンプ場
栃木県内にあるキャンプ場(貸別荘も含む)で、花火が使用できるスポットをご紹介します。
鬼怒川温泉オートキャンプ場
■住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝1053
鬼怒川が目の前に流れるキャンプ場。
打ち上げ花火は禁止ですが、手持ち花火なら使用できます。
メープル那須高原キャンプグランド
■住所:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久2333−130
那須高原の中腹にある設備の整ったキャンプ場。
音が出たり打ち上げするもの、ドラゴン系花火は禁止ですが、周りの方に迷惑にならないものなら使用できます。
那須野が原公園オートキャンプ場
■住所:〒329-2807 栃木県那須塩原市接骨木452−9
温泉があり1200平方メートルの広さを誇るオートキャンプ場。
4月の第1土曜日から11月の第1日曜日まで、所定の専用エリア内で手持ち花火のみ使用できます。
那須ビレッジ
■住所:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久2332
天然温泉がある貸別荘です。
コテージとBBQスペースがあり、キャンプ用品など持ち物を用意しなくても宿泊可能。
5月から9月まで花火を楽しめます。
那須たんぽぽ村キャンプ場
■住所:〒325-0011 栃木県那須塩原市寺子1842
リーズナブルな料金で泊まれるキャンプ場。
手持ち花火のみ利用可能です。
日光だいや川公園オートキャンプ場
■住所:〒321-1263 栃木県日光市瀬川733−3
日光駅からも近い場所にあるアクセスしやすいオートキャンプ場。
打ち上げ花火・噴き出し花火・ねずみ花火は禁止ですが、子供が安全に使えるくらいの手持ち花火なら使用できます。
みよりふるさと体験村
■住所:〒321-2803 栃木県日光市中三依423
会津鬼怒川線の中三依温泉駅よりすぐの距離のある自然豊かなキャンプ場。
アスファルト舗装された場所でなら手持ち花火を楽しめます。
オートキャンプ那珂川ステーション
■住所:〒321-3702 栃木県芳賀郡茂木町飯野1662−1
那珂川でカヌーなどのアクティビティが楽しめるオートキャンプ場。
音が大きな花火・打ち上げ花火は禁止で、手持ち花火のみ利用可能です。
栃木県で花火が禁止されている場所リスト
栃木県で花火ができる場所をリサーチする過程で、はっきりと「花火禁止」を掲げる公園がいくつか見つかりました。
- 栃木県中央公園(宇都宮市)
- 小山総合公園(小山市)
- 小山運動公園(小山市)
- 井頭公園(真岡市)
- みかも山公園(栃木市)
- 日光だいや川公園(日光市)
- 五十部運動公園・五十部公園(足利市)
- わたらせ健幸緑地(足利市)
- 茂呂山公園(佐野市)
- 旗川緑地公園(佐野市)
- 鬼怒グリーンパーク(塩谷郡高根沢町)
- とちぎわんぱく公園(下都賀郡壬生町)
これらの場所はほんの一部ですが、明確に禁止を謳っているので諦めがついてスッキリします。
まとめ
栃木県の主要な市にある公園は、すべて100%花火が禁止でした。
よって、花火をやるとしたら河川敷か、すこしを足を伸ばした先にあるキャンプ場しかありません。
関東地方の他の県と比べても禁止場所が多く感じますが、その分、自然が多いので広々と花火ができるキャンプ場は各地に点在します。
思い切り花火を楽しむなら郊外のキャンプ場へ行き、バーベキューや宿泊とセットで計画を立ててはいかがでしょうか。
⇒花火がいつも売ってる場所!冬でも一年中、買える店はどこ?